L-BOOSTでは、LINEを使用して顧客と店舗の接点を増やす施策を立てるための機能をいくつかリリースしています。
その一つが「クーポン機能」。
クーポンが手元にあると、店舗へ行きたくなるものですよね。
その「クーポン機能」ではL-BOOST独自のクーポンを発行できます。
それが「友だち利用クーポン」と「友だち紹介クーポン」です。(「クーポン機能」の概要については2023年6月のアップデート情報をご覧ください。)
この独自クーポンの仕組みを支えているのが、今回のテーマ
”Share Target Picker”(シェアターゲットピッカー)です。
Share Target Pickerは2020年3月にLIFF(LINE Front-end Framework)に追加された機能です。
ターゲットピッカー(グループまたは友だちを選択する画面)を表示し、ターゲットピッカーで選択した相手に、開発者が作成したメッセージを送信できます。このメッセージは、ユーザーが送信したかのように、グループまたは友だちに表示されます。まさに、ユーザー間での情報シェア(メッセージを使ってシェア)で活躍します。
https://developers.line.biz/ja/reference/liff/#share-target-picker
この機能の使いどころは、まさにユーザーの「友だち」へ、公式アカウント上(正確にはLIFFアプリ)からメッセージが送信できることです。
L-BOOSTからメッセージを送るには、通常、すでに公式アカウントと友だちになっている必要があります。
しかし、Share Target Pickerを経由してメッセージを送る場合、メッセージを送信しようとしているユーザーが、
公式アカウントと友だちになってくれていれば、”送りたいメッセージ”を送信できるのです。
L-BOOSTでは、”送りたいメッセージ”をクーポンとうい形にして、公式アカウントの友だち(既存顧客)から、まだ友だちになっていない潜在顧客へ送信しています。それが「友だち紹介クーポン」です。紹介者と紹介された友だちの両名にクーポンが発行されます。「友だち利用クーポン」はさらに進んで、紹介された友だちが実際にクーポンを利用した時に紹介者にクーポンが発行されます。LINE上のつながりを、オフライン(店舗)へつなげることが可能です。
まだまだ使いどころがありそうなShare Target Picker。
次はどこで使おうかな?という段階です。
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