LIFFアプリ内のトラッキング、悩ましいですよね。
実装はWebベースですが、Cookie、LocalStorageの取り扱いが将来的に制限が・・・と注意事項が入ってしまうと、
それらに依存したトラッキング方式を用いることかどうかの判断が、サービス提供期間やプログラムのメジャーバージョンアップタイミングも考えてのことになり、
ちょっと面倒かな、と。
弊社にとっては、LIFFアプリ開発に使っているものがnuxtjsベースだったので、
他のjsタグをうっかり入れると、挙動が保証できないという、涙の事情もありました。
ということで、GTMサーバーサイドタグを使って計測の仕組みを作ってみました。
実はこの投稿は、このブログ記事の姉妹編。(細かい実装手順は記載しておりませんが。)
GTMにタグを仕込んで、LIFFアプリ側は何をしたかというと、
LIFFアプリが実行されている環境のバックエンドサーバーへ、ぽいっとデータをpostしただけ。
後は、バックエンドサーバーが、さらに奥に控える処理関係のメインサーバー(PHPベース)へデータをトスし、
メインサーバーで多少のデータフィルタリングをしてから「Measurement Protocol」を使って、GTMへデータをぽいっと。
トラッキングタグの起動が保証できん!と悩むよりは、
とても速くに実装できました。
ただ、外部からの流入ベースでトラッキングする場合は、そもそもその流入に関するデータをどうやって取得するか、
という調整も必要なので、「簡単」だなーと思えるのは、自前サービス内のトラッキングのみでしょうか。
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